散骨について
- 海洋散骨葬の宗教や宗派は?
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海洋散骨はあくまでも自由葬ですので、宗教や宗派はこだわりません。
どなた様にもご利用いただける葬送の形ですのでご安心ください。 - 散骨はいつ行うのが良いのでしょうか?
- 実施時期につきましては、火葬後直ちに、四十九日後、一回忌後、と様々で故人やご遺族のご希望の時期に行わせていただきます。
- 散骨する遺骨の量はどれぐらいが適当なのでしょうか?
- ご遺骨の全てをご希望される方や、分骨(お遺骨の一部をお墓に一部を散骨)をご希望される方など様々ですが、あくまで故人やご家族のご希望により決定いたします。
- 遺骨の全てを散骨すると寂しいので、一部を残すことはできますか?
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ご遺骨の一部は、ご家族のお手元に残すことができます。
また、実際に散骨をされる方の多くは、ご遺骨の一部を手元に残すことを希望されています。 - 散骨をしたいのですが、遺骨がなくなると思うと寂しさを感じます。
どうしたらよいですか? -
散骨は自然に還るという意味で、本来お墓への埋葬と同じ役割を果たすものです。
海洋散骨によりご遺骨がなくなるのではなく、故人が海へ旅立った、母なる海に還っていったと私どもは考えております。
ただ「お墓参り」の習慣により、手を合わせる場所が無いのはすごく寂しいことだと思われる方も多くいらっしゃいます。
散骨は希望しているけれども寂しさで散骨するタイミングを決断できない、とても心理的に負担があり辛く感じられるという場合には、手元にいくらかのご遺骨を残しておく、または散骨した海域へ向かって手を合わせること、をご提案しております。
私どもAクルーズではGPSを利用するため、散骨した海域は正確に記録できます。
散骨後に散骨場所を記録した「散骨証明書」をお渡ししますので、その海域へ向かって手を合わせていただけます。
また散骨場所へ改めて船で出向くことや手元に残しておいたご遺骨を同じ場所へ散骨する「最終散骨サービス」も行っておりますので、ご相談ください。 - 散骨のお値段(相場)を教えてください。
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散骨には、海へ散骨する「海洋散骨」、陸で散骨する「自然葬」などいくつかの種類があり、価格はその種類や会社によって差があります。
「海洋散骨」にもセレモニーを行う場合から委託散骨の場合まで種類がいくつかあり、海洋散骨の会社によってもプラン・実施内容が違いますので、一般的な価格や相場については、はっきりと示しにくいです。ただし、お値段の違いや目安にすべき点はあります。
まず海に出る際に使用する船舶の大きさです。
大きな船を利用して海洋散骨を行う場合はお値段も高くなるのが一般的です。
船には乗船定員がありますので、お値段を比較される場合は船の乗船定員も参考になるでしょう。
また個別に船舶をチャーターする場合などは、ご利用費用が一般的な相場よりも高くなる可能性もあります。
散骨会社が自社で船を保有している場合は外部委託費がかからないためお値段を抑えることができます。
※私どもAクルーズでは、自社で船舶を保有しています。
そして「お金を掛けずとも気持ちを込めて」を合言葉に、故人様の新たなる素晴しい旅立に少しでもお役にたてるよう務めて価格設定をしております初めて海洋散骨をお考えの方へ
Aクルーズ6つの安心
Aクルーズの散骨プラン - 遺骨を全部海に散骨するのが寂しくて、海洋散骨を決断できません。
どうしたらいいですか? -
私共がご提案しているのは「寂しくなくなるまで待つ」もしくは「ご遺骨全部を散骨せず、一部を手元に残す」という散骨方法です。
手元に残したご遺骨のその後がご心配かもしれませんが、後から残しておいたお骨を散骨することもできます。Aクルーズで散骨をさせていただいた場合は散骨海域の記録を残してございますので、最初に散骨したのとまったく同じ海域に散骨できます。
ご安心ください。
お申込みについて
- 散骨は有名人や芸能人のための特別(高額)なものだと言われました。
私たち一般の遺族が散骨することはできますか? -
散骨はどなたでもご希望いただくことが可能です。また、散骨は必ずしも特別で高額なものとは限りません。
海洋散骨は、ひとつの「葬送」の形です。ご希望される故人、ご家族のお気持ちで、場所や費用も含めて、自由なスタイルで海洋散骨は行うことが可能です。
私どもAクルーズでは、ご希望の多い形に添った4つのプランをご用意しております。
また、私共の経験では散骨をご希望の方々は一般の方ばかりです。著名・有名人の方以外の散骨を日々行っております。 - 申し込み時に必要な書類はありますか?
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申し込み時は、下記書類と合わせて、ご遺骨お預かり時に、火葬許可証、埋葬許可証、改葬許可証のいずれかコピーが1通必要です。
プランについて
- 代わりに散骨をお願いする場合の価格はおいくらですか?
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散骨を業者に依頼をして行ってもらうことを、一般的には「(代理)委託散骨」または「代行散骨」と言います。
業者により呼び名は少し違うこともございますが、『依頼し、代わりに行ってもらう』ことが「委託」ですので、「(代理)委託散骨」とする業者が多くなっております。
委託散骨の価格ですが、散骨業者のお見送りの内容により様々です。委託されたご遺骨を1か所に合同で散骨する「合同委託散骨」の場合と、個別に場所を変えて散骨する「個別委託散骨」の場合とを比べますと、「合同委託散骨」のほうが比較的お安くなる傾向にございます。
私どもAクルーズでは、散骨を「故人様の新たなる素晴らしい船出(旅立ち)」と考え、ご家族のお気持ちを大切にしておりますため、委託散骨に関しましても合同散骨は行わず、すべて個別対応で「(代理)委託散骨」をしています。
価格はこちらのプランページをご覧ください。 - 高齢のため船に乗船できません。
代わりに海洋散骨 してもらえますか? -
海洋散骨時に船への乗船が難しい場合は、「代行海洋散骨」という形で散骨業者に依頼していただけます。
そうすることで、ご家族が乗船せずに海洋散骨を行うことができます。
私どもAクルーズでも、「代行海洋散骨」を行っておりますのでご相談ください。
また、代行委託散骨にもいくつかのパターンがございます。
ご遺骨を散骨業者が預かり、合同で散骨する(他の方々のご遺骨も同じ場所に散骨する)。
ご遺骨を散骨業者が預かり、個別に散骨する(他の方々のご遺骨とは別の場所、別の時間に散骨する)。
ご遺骨をご家族が港まで持参した上で船には乗船せず、最後のお別れをして見送る。
大きくわけてこのような3つのパターンがございます。
内容の違いにより、価格が変わります。
一般的には、合同ですとご利用費用がお安くなります。
私どもAクルーズでは、散骨を「故人の新たなる素晴らしい船出(旅立ち)」と考え、ご家族のお気持ちを大切にしておりますため、代行海洋散骨に関しましても合同では行わず、すべて個別海域にて「代行委託散骨」をしております。
また、乗船は難しくとも、最後のお見送りをしたいというご家族のお気持ちに配慮し、港までお越しいただき、港で最後のお別れをしていただくことも可能なので、ご相談ください。 - 散骨にはどんなプランがありますか?
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散骨には海に散骨する「海洋散骨(海洋葬)」と、陸に散骨する「自然葬(樹木葬など)」があります。
どちらも散骨をする準備として必要なのは、ご遺骨を粉末状にする「パウダー化」です。
ご遺骨は粉末にしなければ散骨できないためです。
それ以外の内容(かかる費用)につきましては「海洋散骨」と「自然葬」のそれぞれでかなり内容が違ってきますが、プラン選択時に関わってくるポイントを大きくまとめてみます。
<散骨のプラン選択時に決めること>
・パウダー化を散骨業者に依頼する/依頼しない
→依頼しない場合は別の業者に頼むかご自身で行うことになります。
・散骨に同席する/同席しない
→散骨時に同席せず依頼する場合は、「委託散骨(代理散骨)」というプランになります。
・散骨を単独で行う/合同で行う
→ご自身のご家族のみで散骨を行う場合は個別対応プラン、他のご家族と一緒で構わない場合は合同散骨プランになります。
・散骨葬の準備をご自身で行う/業者に任せる
→散骨時に葬儀ほどではないですが、お見送りのセレモニーをすることが一般的です。
そのとき必要なお酒やお花をご自身で用意するか、業者に準備してもらうかでプランが変わります。プラン選択時には大きく分けてこのようなことを決めておけば、スムーズにどのプランにするか決定することができますので、ご家族内での協議にご活用ください。
私どもAクルーズでは大きく3つのプランをご用意しております。
詳しくは海洋散骨プランのページをご覧ください。
散骨当日について
- 散骨当日の服装は?
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平服、カジュアルな服でご参加ください。
靴は、ハイヒールやサンダルは避けていただき、スニーカーなど靴底が平らでゴム底の物が滑りにくいのでお勧めです。
海上は陸上より肌寒く感じますので一枚余分にご用意ください。
しぶき対策にウインドブレーカーやパーカーなどもお勧めします。 - 当日が悪天候で、出航できない場合はどうなるのでしょうか?
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最終、前日の夕方の天気予報にて判断いたします。
中止の場合は順延となりますので、改めてご都合の良い日をご予約いただきます。
もちろん、その際はキャンセル料は発生いたしませんのでご安心ください。
分骨について
- もし分骨(ご遺骨の一部を手元に残)した場合、残した遺骨はどうなりますか?
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お手元に残されたご遺骨をどうするかは、ご遺族さまそれぞれによって違うので一概にお返事するのは難しいです。
手元供養用の壺などに入れて仏壇に置かれたり、部屋の一角にテーブルなどで保管するスペースを作られたりすることもあります。
法的には自宅に遺骨を保管しておくことは問題がないとされていますので、ご家族の希望で自由に自宅保管が可能です。
ただ、自宅の庭などに埋葬したり散骨したりすることはできません。
墓地埋葬法により「墓地以外の区域に埋葬(または焼骨の埋蔵)は行ってはならない」と定められているためです。
手元に残したご遺骨の保管でお困りなことが将来的に出てきましたら、私どもAクルーズでは、最初に海洋散骨された海上の位置を特定できます。
つまり一度目の散骨と全く同じ場所に、ご自宅で保管されていたご遺骨を散骨することができます。
ご安心ください。 - 手元に遺骨を残す場合、ほかの方はどのような容れ物を準備されていますか?
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お手元でご遺骨の一部を保管される場合、選ばれる容器はアルミ製の小ぶりの容器や陶器の器(蓋付き)、ペンダント形式のものなどが多いようです。
近年はお墓を作らない方も増えているため、「手元供養品」という名前で色々なものが販売されております。
インターネットを活用して選び、購入される方が多いように思います。保管容器の選び方としましては、残した後にどう保管するかご一考ください。
「仏壇に置く」「身に着ける」「タンスにしまう」など、その保管方法に合わせた容器をご準備ください。
散骨時の対応ですが、ご遺骨をお見送りになる方それぞれがご自由に容れ物をご準備されています。
パウダー化されたご遺骨を散骨する際に少し容器に取り分けることが多くなっております。 - パウダー化してもらった遺骨でも一部を手元に残させてもらうことはできますか?
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ご遺骨(焼骨)をパウダーに粉砕した後、その一部をご家族のお手元に残すことはできます。
実際に、散骨ご利用者の多くがご遺骨を手元に残すことを希望されます。
ご自宅に置いておくご遺骨の保管方法や手元に残しておく割合についてはそれぞれですが、ご遺骨を自宅保管しても問題ございません。
自宅保管の場合は「分骨証明書」の必要はございません。複数のお墓に埋葬する場合にのみ、「分骨」となり、「分骨証明書」を準備する必要があります。 - 遺骨の一部を手元に残しておきたいのですが、残してもよいでしょうか?
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ご遺骨の一部は、ご家族のお手元に残すことができます。
また、実際に散骨を希望される方の多くは、ご遺骨の一部をご自身の手元に残す(一部を自宅保管したい)ことを希望されています。
お手元にご遺骨を残したとしても、特に法に触れるようなことはございません。
お手元に残したご遺骨の保管方法ですが、「壺」や「ペンダント」などに入れ、置いておくのが一般的です。
ご遺骨保管用の商品は「手元供養品」という名前で販売されており、価格帯やサイズなども様々なものが市販されています。
その他について
- 船酔いが心配なのですが?
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船酔いによく効く酔い止めをアドバイスさせていただきますので服用されると安心です。
また、どうしても乗船は困難と思われる方には、代行海洋散骨をご用意しております。
※代行海洋散骨は、ご家族が乗船する必要がないタイプの海洋散骨プランです。
弊社スタッフが責任を持って散骨をさせていただきます。
乗船の有無以外は、貸切海洋散骨プランAと同じ内容です。 - 散骨後のお参りはどうすればよいでしょうか?
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散骨海域の緯度経度を正確に記録しておりますので、後日、散骨海域にメモリアルクルーズで訪れて、手を合わせに行くことができます。
また、正確に記録された散骨海域に向かって陸上から故人をお偲びいただくこともできます。 - お墓に入れるのが常識なのに、散骨しようとする私は、おかしなことを言っているのでしょうか?
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散骨はどなたでも自由に行うことができる「葬送」のひとつの形です。希望することにより、どなたでも散骨をすることは可能です。
ただ、散骨という見送りの形がまだまだ一般的でない状況は続いております。
JETRO(日本貿易振興機構)が行った『日本の葬祭業の動向』調査によると、40代以下の30%以上が散骨を希望しているという結果が出ています。
しかし、60代以降では20%未満となっております。つまり「散骨」が浸透してきている年代は1970年代以降に生まれた世代であり、それ以前に生まれた方々にはまだ根付いていないと言えるかもしれません。
散骨が年々広がっていることは間違いなく、情報としても浸透してきている状況にあります。
周囲からの反対や異論もあるかもしれませんが、時間が解決してくれることも少なからずあると思います。
私どもAクルーズでは、喪主様がお一人で必要以上に悩まれることががないようにと、お声かけさせていただいております。 - 親類に海洋散骨を反対されています。
どうしたらいいですか? -
海洋散骨を故人や喪主様がご希望されていても、ご家族/ご親族から思いとどまるよう説得されているというお話は実際に多くあります。
私共でもそういった相談のお電話を頂戴することもございます。
説得の材料といたしましては、海洋散骨がどのようなものであるかの正しい知識と、どうして散骨をしようと思ったのかという経緯説明が大切ではないかと考えております。
散骨はいつでも自由に行うことができますので、お急ぎになることなく、ご家族/ご親族と話し合いをされるのが良いと思います。
また、故人のご遺志で散骨される場合、喪主様は故人の最後の希望を叶えるお役目を担っておられますが、お一人で必要以上に悩まれることのないようにとお声かけさせていただいております。 - まだ海洋散骨をするか決断していません。
相談するだけでも電話してよいですか? -
実際に、まだ散骨を迷っておられる段階、散骨について調べている段階でお電話をいただくこともあります。
ほとんどの方が初めての経験であるため、「実際にかかる費用」「散骨の仕組み」「散骨可能な場所」「お墓の有無」などのご相談のお電話をいただくことがございます。
私共がわかることはその場でお答えしております。
もちろん、ご相談のお電話で散骨を決められる方もいれば、止められる方もいらっしゃいます。
Aクルーズでは「故人の新たなる船出」の為に、お役に立てればと思っております。 - 海洋散骨した場合、その後のお参り(お墓参りに代わるもの)や法事はみなさんどうされていますか?
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ご遺骨すべてを海洋散骨された場合のお参りはご家族により様々です。
例えば、海洋散骨時の出港マリーナや、散骨した海上まで船で出向き、手を合わせられる方もいらっしゃいます。
また、船にお坊さんなど法要関係者の方々に乗船いただき、同席のもと海上やマリーナ近くで法要を行われる方もいらっしゃいます。
一般的なのは、ご遺骨の一部をご家族の手元に残し、ご自宅で手を合わせられることです。
すべてのご遺骨を散骨せず、自宅に少し残しておくことは法的にも問題ありません。
実際に散骨をされる方の多くは、お手元にご遺骨を残しておられます。
私どもAクルーズのクラブハウスからは散骨海域を一望することができますので、散骨していただいた後、何時でもお好きな時期にお訪れていただき、故人にそっと手を合わせていただくことが可能です。
また、ご自宅近くの港から日々のお参りがしたいというご希望があれば、港から見える範囲の海(海域)で散骨を行うこともできます。
法要なども含め、お悩みのことがございましたら、ご遠慮なくご相談ください。 - 親族や家族から「海洋散骨したら、お墓はどうなるんだ」と言われました。
どうしたらよいのでしょう? -
お墓については、故人の代で墓じまいされる場合と、墓じまいされない場合で違います。
墓じまいされない場合でも海洋散骨はできます。
ご遺骨をお墓に納めるものと、海洋散骨するものとに分ける「分骨」という方法をご提案しています。
墓じまいされる場合は、ご親族やご家族に墓じまいを理解・納得していただければ、ご遺骨すべてか一部を自宅保管して残りを海洋散骨することになります。
もし周囲の理解が得られないなどご心配がありましたら、ご相談に乗らせていただきます。 - 海洋散骨を周囲から反対されていて、相談するのも気が引けます。
どうしたらいいでしょう。 -
海洋散骨をご希望されていても、ご家族やご親族から思いとどまるよう説得されているというお話は実際にご相談を受けることがございます。
海洋散骨がどのようなものか解らないままでは周囲は賛成しにくいのかもしれません。
Aクルーズでは直接ご自宅など指定の場所へ伺い、皆様とお会いして海洋散骨のお手続きなどをご説明さしあげることも可能です。
そうすることでご家族が安心されるケースもございました。
また、故人のご遺志で散骨される場合、喪主様は故人の最後の希望を叶えるお役目にすぎませんので、お一人で必要以上に悩まれることがないようにと、お声かけさせていただいております。